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大アジア研究会主催「権藤成卿『君民共治論』を読む」(令和3年3月11日)

下記の通り、「権藤成卿『君民共治論』を読む」(大アジア研究会主催)を開催いたします。
なお、コロナ対応による人数調整の為、ご参加は事前予約制とさせて頂きます。オンラインでのご参加を希望される方も事前にご連絡ください。

日 時 令和3年3月11日(木)19:00~
場 所 浦安市当代島1-3-29-5F 折本事務所
テキスト 権藤成卿研究会編『権藤成卿の君民共治論』(展転社)
サブテキスト 島崎藤村『夜明け前』(オンライン参加者にはデータをお送りします)

『維新と興亜』第5号(令和3年2月)

『維新と興亜』第5号

定価660円。本サイトでは600円で購入できます。なお、BASE (ベイス) でも購入できます。

《目 次》

【特集】自主防衛に舵を切れ
国益を損なうアメリカ依存(田母神俊雄)
「軍隊を動かす原理」を持たない国でいいのか(西村眞悟)
米中結託による世界二分割構想の終焉(稲村公望)

【巻頭言】地位協定改訂なくして主権回復なし(坪内隆彦)
●時論 コロナで露呈したグローバリズムと戦後民主主義の弊害(折本龍則)
●時論 原田伊織『昭和維新という過ち』の過ち(小野耕資)

吉田松陰の根本精神は絶対尊皇思想である(四宮正貴)
愛郷心を育み郷土を取り戻そう(杉本延博)
三島由紀夫『英霊の聲』再読①(玉川博己)

【特集】大河ドラマ『青天を衝け』と渋沢栄一
渋沢栄一を支えた水戸学と楠公精神(本誌編集部)
藤田東湖と西郷南洲②(山崎行太郎)
タブーなき論戦 グローバリズム 竹中平蔵 天皇親政 CIA ……(加藤嶺、野尻誠斗、中村一晃、仲原和孝、海野学、三角直矢、佐野允彦)
川島澄之助が関与した「大楽源太郎殺害事件」(浦辺登)
天皇親政のための君徳培養(坪内隆彦)
崎門学の必読書『靖献遺言』(折本龍則)
興亜先覚の地、弘前─陸羯南と山田良政(小野耕資)
村上一郎と三島由紀夫事件②(山本直人)
影佐禎昭 日中和平工作の謀略と信義(野尻誠斗)
田中角榮が総理大臣を辞めた理由②(田口仁)
菅原兵治先生『農士道』を読む⑦(三浦夏南)
【蔵書紹介】権藤成卿『自治民範』他
【書評】 小野耕資『大和魂の精神史』
活動報告
編集後記

第8回浦安日本塾のお知らせ─「渋沢栄一を支えた水戸学と楠公精神」(坪内隆彦)

2月28日(日)午後4時より浦安日本塾を開催します。今回は『維新と興亜』編集長の坪内隆彦氏が「渋沢栄一を支えた水戸学と楠公精神」と題して話をいたします。なお、コロナ対応による人数調整の為、ご参加は事前予約制とさせて頂きます。宜しくお願い致します。
渋沢栄一


日時 令和3年2月28日午後4時から6時まで
場所 浦安市当代島1-3-29-5F折本事務所

連絡先 090-1847-1627 orimoto1@gmail.com

大アジア研究会代表・小野耕資の新作『大和魂の精神史』(望楠書房)

 大アジア研究会代表・小野耕資の新作『大和魂の精神史』(望楠書房)がアマゾンで予約開始!

かつて日本人は清らかで美しかった。
かつて日本人は親切でこころ豊かだった。
日本人は美しい国土のもと、土着文化と共同体の中で暮らしを営んできた。美しい風土、美しい人情、美しい人々、それこそが日本のあるべき姿であった。
それがいまや、経済発展の美名のもと、国土は荒れ、人々はバラバラにされ、山河は失われている。それは、日本が失われているということだ。
いったいどうしてこんなことになってしまったのか。戦後のGHQによる日本弱体化政策の影響はあるだろう。だが、それだけではない。日本人自身が西洋化、近代化する過程の中でそうした誇りを見失っていった側面があったのだ。それは國體観の不在であり、国家観の不在である。経済力や軍事力といった国力にばかり目が向き、真に守るべき自然や文化、人々のつながりに目が向かなくなってしまった。いわば、国力重視の「政府主義」はあっても國體中心の「大和魂」がなかったのである。いままで両者は混然一体のものとして捉えられてきたが、分けて考えられるべきではないだろうか。
戦前戦後、大和魂を胸に抱き、現代の惨状に警鐘を鳴らす論考はさまざまな人物によって唱えられてきた。本書は、それらを参照しつつ、現代に求められる大和魂について論じていくものである。

小野耕資『大和魂の精神史』(望楠書房)

《目次》

はじめに
1 地理と日本精神 ―経済成長、国益、ナショナリズムに回収されない日本精神―
2 国粋主義の精神 ―「数値化できない国益」を追求する日本精神―
3 陸羯南の国家的社会主義
4 明治における忠臣蔵 ―福本日南と浅野長勲が掘り起こした忠臣義士の物語―
5 岡倉天心と霊性
6 儒学と日本精神
コラム 書評『歴史にとって美とは何か 宿命に殉じた者たち』(井尻千男)
7 澁川春海の尊皇思想
8 東洋の経済と西洋のエコノミー ―田崎仁義の皇道経済論―
9 アジア主義とは何か
10 橘孝三郎と柳宗悦 ―霊性と日本精神―
11 伊藤野枝と権藤誠子
12 渥美勝の「神政維新」論
13 蓑田胸喜の政治思想 ―国家は改造できない―
14 保田與重郎の『絶対平和論』を読む
コラム 書評『天皇とプロレタリア』(里見岸雄)
15 「神の目線」に立つな ―中島岳志『保守と大東亜戦争』批判―
16 官治・都市・成長の欺瞞と山河・民族・ふるさとの復活
17 皇室中心の政治論
18 伝統と信仰
19 平泉澄の歴史観
20 本土決戦と自主防衛 ―日本の針路を問う前に―
あとがき

「権藤成卿『君民共治論』を読む」(大アジア研究会主催)

下記の通り、「権藤成卿『君民共治論』を読む」(大アジア研究会主催)を開催いたします。
なお、コロナ対応による人数調整の為、ご参加は事前予約制とさせて頂きます。オンラインでのご参加を希望される方も事前にご連絡ください。
権藤成卿研究会編『権藤成卿の君民共治論』(展転社)

日 時 令和3年2月5日(金)19:00~
場 所 浦安市当代島1-3-29-5F 折本事務所
テキスト 権藤成卿研究会編『権藤成卿の君民共治論』(展転社)

新自由主義・共産主義による政治の破壊と人々の選別

 政治とは、バラバラで近視眼的な人々の私的な意見を、公論たる「国民の意思」にまとめあげる作業のことである。世間では多数決に対する盲信があって、国民の多数意見に基づき政策を進めればよいと思っているようだがそうではない。もしそのような盲信が正しいのなら、国民に電子アンケートでも取りAIが判定すればいいのであって、選挙も議会も議員もいらないはずだ。
 ところが実際の政治は党利党略に振り回され、政権の都合が政治運営に露骨に反映される。特に昨今では野党やマスコミの追及に大臣がまともに答えない場面も常態化した。新自由主義的政策が起こってからそれはますますひどくなっているようにも思われる。
 グローバル化によって、すべての人が故郷喪失者となってしまっている。そこに衆愚政治と新自由主義が忍び寄る。ふるさとの破壊は政治の破壊でもあるのだ。
 これは妄想ではなく、新自由主義者の理想郷は中国共産党が独裁支配する中共なのである。新自由主義はグレートリセットを志向し、グレートリセットによる効率的な統治を目指し徹底的に効率的な管理支配体制の構築を行おうとする。監視カメラやビッグデータを共通データベース化することによって国民を支配しようとする。スーパーシティ構想の目指す先がそこにある。故郷も文化もない「効率的」な統治。それは人々を家畜の群れか何かとしか思っていないおぞましさがある。
 菅政権の中小企業を統廃合する政策もその一環で、データベース管理するためにはできるだけ巨大企業によって顧客管理される必要があるからだ。もちろん外資による株式支配の拡大という面もあり、多重な意図を持って政策が立案されていることは言うまでもない。
 共同体をぶっ壊し、地方の商店街をシャッター商店街と化した果てに大資本による市場が入り込む。その後は市場競争による選別。このおぞましい選別政策は新自由主義と共産主義の親和性を思わせる。この選別政策を自由だの努力だのと正当化する連中を認めてはならないのだ。

『維新と興亜』第4号(令和2年12月)

『維新と興亜』第4号

定価660円。本サイトでは600円で購入できます。なお、BASE (ベイス) でも購入できます。

《目 次》
【巻頭言】国賊・竹中平蔵への退場勧告(坪内隆彦)
時論 外国人技能実習制度は日本の名誉を貶める(折本龍則)
時論 国が責任を果たす積極的な財政支出を(小野耕資)

■特集 若手民族派座談会 タブーなき論戦
核武装、地位協定、日中関係…(加藤 嶺、野尻誠斗、中村一晃、仲原和孝、海野 学、三角直矢、佐野允彦)
■特集 大西郷の真実
藤田東湖と西郷南洲①(山崎行太郎)
西郷さんは征韓論など唱えていない①(内 弘志)
大西郷と大楠公(本誌編集部)

川島澄之助の学問の師・古松簡二(浦辺 登)
金子彌平─興亜の先駆者⑥(金子宗德)
隠岐騒動と崎門学 農民による下からの尊皇自治(折本龍則)
言霊の政治家・副島種臣② 先人が死守した主権は今…(坪内隆彦)
永井了吉─その自治論と産業倉庫論(小野耕資)
村上一郎と三島由紀夫事件① 草莽の一文人(山本直人)
【蔵書紹介】①─村上一郎『草莽論』他
「草とる民」の記②(小野寺崇良)
大嘗祭おぼえがき(櫻井 颯)
続・重光葵と『大東亜新政策』の理念(野尻誠斗)
田中角榮が総理大臣を辞めた理由①(田口 仁)
金子智一─インドネシア独立に情熱を注いだ男(下)(仲原和孝)
菅原兵治先生『農士道』を読む⑦(三浦夏南)
【書評】 小野耕資著『筆一本で権力と闘いつづけた男 陸羯南』
活動報告
表紙の写真
編集後記