折本龍則「現代版『社稷』を如何に実現するか」(『維新と興亜』第6号)


以下、『維新と興亜』第6号に掲載した折本龍則「現代版『社稷』を如何に実現するか」の一部を紹介いたします。
『維新と興亜』第6号(令和3年4月号)
 したがって問題の本質は、近代資本主義による都市化の進行、伝統的社稷の衰退という現実を受け止めた上で、市場経済がもたらす生産性の向上や技術革新といったプラスの成果を活用しつつも、政府が過度な資本主義やグローバル化を規制し、農村の保護や都市住民の土着化を推し進めることによって、如何に地方における伝統的社稷を守り、都市における新たな社稷を創造するかという点に存する。

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