百舌鳥古墳群の世界遺産登録に反対します


同志から情報提供を受け発信します。

いま大阪府、堺市などが百舌鳥・古市古墳群を世界文化遺産に登録すべく奔走しています。
百舌鳥・古市古墳群とは大阪に50基以上ある古墳群のことで、そのなかには世界最大の墳墓、仁徳天皇陵が含まれている。
一見すると天皇陵が世界遺産に登録され、多くの人に知ってもらえることは良いことであるかのように思ってしまう。

だが、ちょっと考えてもらいたい。天皇陵とは皇室財産なのである。世界遺産登録されるということはそれが宮内庁の管轄からユネスコの保護下に移るということである。そして言うまでもなく天皇陵とは天皇の陵墓であり、それをさらし者にすることが本当に良いことであろうか。
言うまでもなく観光地化することでゴミ問題などが発生する。陵墓が観光客の出したゴミで汚染される危険性があるのである。

問題はそれだけではない。
堺市は世界遺産登録による経済効果を1000億円と見込んでおり、アサヒビールなど企業もPRに関与している。観光客による収益を目的とした事業なのである。それが天皇陵という場所の性質と本当にあったものなのだろうか。さらに大阪府知事は「仁徳天皇陵をイルミネーションで飾り、内部を公開せよ」と発言するなど、天皇陵に対する畏敬の念も欠けている。

それだけではない。堺市は、近隣の住民にわずかのカネを出すことを条件に立ち退きを迫っているという。
観光地化し再開発するために、近くに住居があっては邪魔だというのだろうか。

このような事業のために数十億円もの税金が投じられるというのだから、許しがたいことである。

ネット署名サイトもありますのでもしよろしければご協力いただければと存じます。

コメントを残す