『日本のお米が消える』(『月刊日本』平成30年2月号増刊)


平成30年1月29日、『日本のお米が消える』(『月刊日本』平成30年2月号増刊)を発売しました。
モンサントなどのグローバル種子企業は、遺伝子組み換えイネやゲノム編集イネによる市場支配を目論んできました。安倍政権は、このモンサントの野望に手を貸すかのように、日本のおコメを守ってきた種子法を廃止してしまいました。このままでは日本のおコメは消えていきます。
  目 次
はじめに 日本のおコメが消える
第一章 日本のおコメが食べられなくなる
 山田正彦 イネの価格は10倍に跳ね上がります
 八木岡努 おコメの種類が確実に減ります
 中村陽子 害虫や気候の変動に対応できなくなります
 古瀬 悟 タネを作る県がどんどん減っていきます
 山田俊男 民間企業の参入が狙いです
 西川芳昭 種子は公共のものです
  タネを作るにはこんなに時間と手間がかかる! 生産現場ルポ
  種子法を廃止する理由はどこにもありません
  種子法廃止に歯止めがかけられていない
  種子法の父・坂田英一の理想を取り戻そう
  坂田英一が語った種子法への思い

第二章 安倍政権は共犯だ
 鈴木宣弘 今だけカネだけ自分だけの農業になってしまいます
 山田俊男 農協を解体してはなりません
 菊池英博 360兆円の農協マネーがアメリカに略奪されます
 鈴木宣弘 農業競争力は弱体化します
 中村陽子 安倍政権が目指す農業は自然環境を破壊します
 鈴木宣弘 飲用牛乳がスーパーから消えます
 三橋貴明 ロビイストが政策を決定しています
 篠原 孝 御用学者や御用経営者が農政を牛耳っています
  安倍政権はアメリカの命令を実行している?
  規制改革推進会議はアメリカの代理人です
  農業を破壊する者たち
  『稼げる農業』(日経ビジネス編)の罠
第三章 真犯人の正体を突き止めた!
 野口 勲 日本の種子企業が狙われています
 安田節子 遺伝子組み換え食品を食べるのは危険です
 山田正彦 遺伝子組み換えイネの「実験栽培」が始まっています
 安田節子 遺伝子組み換えコメが輸入・国内生産されようとしています
 安田節子 「ゲノム編集」の認可を許してはいけません!
 篠原 孝 日本の安全基準を譲ってはなりません
 安田節子 日本だけが遺伝子組み換えを推進しています
 三橋貴明 種子法廃止はモンサント支配に道を開きます
 安田節子 国産米が消えていきます
  モンサントの「えげつない」ビジネス
  種子企業による独占が進んでいます
  「知的財産権」でタネが独占されてしまいます!
  タネ取りができないタネ・F1種ってなに?
  日本に忍び寄るモンサントの影
  遺伝子組み換え作物の栽培は世界中に広がっています
  「GMOは世界の飢餓を救う」ってホント
  迫りつつある脅威 遺伝子組み換えイネの商業栽培
  遺伝子組み換えよりゲノム編集にご用心
  『種子が消えれば、あなたも消える』(西川芳昭著)
第四章 本来の農業を取り戻そう
 印鑰智哉 モンサントを撃退した中南米に学ぼう
 山本伸司 企業の横暴に対して協同組合で立ち向かおう
  国連は家族農業の重要性を認めています
  国連は協同組合の重要性も認めています
  農業の役割は作物をつくるだけではありません
  種子法廃止に反対する国民運動が始まっています
  日本のおコメを守るために、私たちにできること
みなさん、日本のおコメを守りましょう!

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