戦後七十二回目の「終戦記念日」を迎えて


本日、八月十五日は、戦後七十二回目の「終戦記念日」である。先の大東亜戦争で殉難された全ての我が国民に対し、衷心より哀悼の誠を捧げる。「終戦記念日」とはいえ、その実は「敗戦記念日」であり、周知の様に我が国は、「国体を護持しうる」という条件の下でポツダム宣言を受諾したにもかかわらず、戦後我が国に進駐したアメリカ占領軍によって、神道指令や天皇人間宣言主権在民憲法の制定など、我が国の国体を根本から否定する政策を課され、さらにサンフランシスコ講和によって「独立」を回復して以降も、日米安保日米地位協定によって、事実上のアメリカの軍事支配下に置かれ、「独立」とは名ばかりの属国的地位に甘んじて来た。この状況は米ソ冷戦が終結して四半世紀が経とうという今日に於いても一向に変わらないばかりか、現在の安倍晋三内閣は、むしろ「日米同盟」の強化の名の下に、従来の「対米従属」に拍車をかけ、我が国の独立は遠のく一方である。この様に、我が国はいまだに、「敗戦」から立ち直れぬまま今日に至っているのである。

しかし我が国を取り巻く情勢の変化は、こうした体たらくを許さない所まで逼迫している。隣国の北朝鮮は我が国の主権を脅かす核・ミサイル開発に邁進し、中国は南シナ海での領海侵犯や海洋侵略の動きを活発化させている。これに対して戦後「世界の警察」を自称したアメリカは、自国第一主義を掲げるトランプ政権の下で、建国以来の孤立主義政策に回帰し、東アジアでは動乱の危機が着実に忍び寄っているのである。

こうした中で、我が国はいまこそ、自主独立の気概を振り起して、国体を顕現し、アメリカの属国体制から脱却して真の独立を取り戻し、中国や北朝鮮といった外敵の侵略を阻止せねばならない。それは取りも直さず、天照大神の正統を継ぎ給う天皇を主君に戴き、神皇一体、祭政一致の政体を回復すると共に、在日米軍を完全に撤退させ、核武装を断行することによって、真の軍事的独立を成し遂げる事に他ならない。特に、来年は畏くも今上陛下の御譲位が予定されており、我が国民は内外の懸案を払拭し、新しい大御代を迎えるべく万全の準備を尽くすべきである。我が国が、往古の国体を取り戻し、真の独立を成し遂げたとき、初めて「敗戦」は「終戦」になるのであり、その時まで我々の「戦後」が終わることはない。

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