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第7回「権藤成卿『君民共治論』を読む」(8月6日)のお知らせ

以下の通り、第7回「権藤成卿『君民共治論』を読む」(大アジア研究会主催、オンライン)を開催します。参加希望者は事前にご連絡いただければ幸いです。

『権藤成卿の君民共治論』 権藤成卿

日 時 令和3年8月6日(金)午後7時30分
講 師 小野耕資(大アジア研究会代表)
テキスト 『権藤成卿の君民共治論』(展転社)
申し込み mail@ishintokoua.com

『維新と興亜』課外講座(「飛鳥山で学ぶ渋沢栄一と水戸学」、7月31日)

下記の通り、『維新と興亜』課外講座(「飛鳥山で学ぶ渋沢栄一と水戸学」)を開催いたします。

北区飛鳥山博物館

日  時 令和3年7月31日(土)
集合 10時
集合場所 JR王子駅南口改札前
予定訪問地 飛鳥山、渋沢栄一旧飛鳥山邸跡、北区飛鳥山博物館、青淵文庫、七社神社など。
申し込み mail@ishintokoua.com

第3回「維新と興亜」塾「渋沢栄一と水戸学③」(7月30日、オンライン)

以下の通り、第3回「維新と興亜」塾「渋沢栄一と水戸学③」(『維新と興亜』主催、オンライン)を開催します。参加希望者は事前にご連絡いただければ幸いです。

渋沢栄一『立会略則』

日 時 令和3年7月30日(金)午後8時
講 師 坪内隆彦(『維新と興亜』編集長)
論 点 「渋沢は経済自由主義者ではない」、渋沢『立会略則』を読む等
申し込み mail@ishintokoua.com

第6回「権藤成卿『君民共治論』を読む」(7月16日)のお知らせ

以下の通り、第6回「権藤成卿『君民共治論』を読む」(大アジア研究会主催、オンライン)を開催します。参加希望者は事前にご連絡いただければ幸いです。

『権藤成卿の君民共治論』 権藤成卿

日 時 令和3年7月16日(金)午後7時
講 師 小野耕資(大アジア研究会代表)
テキスト 『権藤成卿の君民共治論』(展転社)
申し込み mail@ishintokoua.com

『維新と興亜』副編集長・小野耕資がシンポジウム「戦後体制をいかに超克するか」に登壇(7月23日)

7月23日に東京で開催されるシンポジウム「戦後体制をいかに超克するか」(主催:東京新風倶楽部)に、『維新と興亜』副編集長・小野耕資が登壇します。

【日  時】 令和3年7月23日(金・祝) 14:00~16:45(開場13:30)
【場  所】 東京都品川区東大井5-18-1
きゅりあん(品川区立総合区民会館) 6F 大会議室
JR京浜東北線・りんかい線・東急大井町線「大井町駅」徒歩2分
【第 一 部】 基調講演「皇位継承問題の核心」黒田秀高(維新政党・新風副代表)
【第 二 部】 シンポジウム「戦後体制をいかに超克するか」
発表者 荒木和博/ペマ・ギャルポ/高池勝彦/
小野耕資/プロビール・ビカシュ・シャーカー
進行役 三浦小太郎(維新政党・新風副代表)
【第 三 部】 講演「戦後体制打破と政党運動」魚谷哲央(維新政党・新風代表)
【主  催】 東京新風倶楽部
【共  催】 維新政党・新風 東京都本部/神奈川県本部/千葉県本部
【協  力】 英霊の名誉を守り顕彰する会
【連 絡 先】 Tel:090-9235-1790(児玉)
【参 加 費】 無料

http://shimpuoshirase.sblo.jp/article/188782490.html

『維新と興亜』第7号 【特別対談】アジア主義の封印を解く! 下 「中国主導のアジア主義を超えて(クリストファー・スピルマン、小山俊樹)他

『維新と興亜』第7号
【特別対談】アジア主義の封印を解く! 下 「中国主導のアジア主義を超えて(クリストファー・スピルマン、小山俊樹)
【蔵書紹介】近藤啓吾『紹宇存稿』他(折本龍則)

〈中国主導のアジア主義を超えて
── 対米追従を続ける日本を、多くのアジア諸国が冷ややかな目で見ているのではないでしょうか。
小山 ベトナムなどからの技能実習生の問題はアジア人の失望を深めていると思います。右派や民族派こそが、こうした問題に声を上げるべきだと思います。
 振り返れば、日本が日露戦争に勝利した後、ベトナムの民族独立運動の指導者ファン・ボイ・チャウは、日本への留学を呼びかけ、多くの青年が日本に渡りました。東遊(トンズー)運動です。日本のアジア主義者たちは、ベトナムからの留学生を庇護しようとしましたが、日仏協約を結んでいた日本政府によって留学生たちは国外退去を命じられました。日本政府は今、日本に期待するアジア人たちを再び失望させているのです。
── アジア諸民族の協力を中国が主導する時代になっています。
小山 中国が強くなれば、中国に阿るアジア主義思想が出てくるのは必然です。だからこそ、改めてアジア主義の理念を固め直す必要があると思います。人種平等の理念と同時に、独裁体制は受け入れられないという理念を示すことが必要です。理念なき迎合は事大主義でしかありません。経済的な利害だけで、アジア諸国との関係を考えることは間違いです。
スピルマン 明治政府のアジア外交も利害最優先であり、理念がありませんでした。こうした利害最優先の政府を批判したのが、アジア主義者だったはずです。
 かつて、日本のエリート層が西洋列強とつながっていたように、エリート層は中国とつながりかねません。現在のままでは、日本の財界は中国へとシフトしていくでしょう。中国もそのような方向に誘導していこうとしています。
小山 アジア主義と言うのであれば、日本は「自由なアジア」が重要であるとの立場を明確にすべきです。
── 「自由なアジア」は重要だと思いますが、同時に欧米のリベラル・デモクラシーを絶対視するわけにはいかないという考え方もあります。
小山 いつの時代も、立場を超えて呼びかける言葉は、普遍的価値を帯びていなければなりません。実態としての欧米はともかく、彼らの唱える言葉には普遍性があります。だからこそ「自由なアジア」に欧米は正面から反対できません。
 日本は「どのようなアジアを目指すのか」を明確にした上で、アジア外交を展開すべきです。アジア諸国が協力し、力をつけることは重要ですが、現在の中国のような力のつけ方ではいけないと主張すべきだと思います。
スピルマン かつて、日本政府がアジア主義的言説を用いながら覇権を求めたのと同じように、現在中国はアジア主義的言説を用いながら覇権を求めています。
小山 地域主義を考えるとき、構成するすべての国と地域にとって価値のある概念を共有することが必要です。そうでなければ、アジアの地域主義は中国に都合のいい空間をアジアに作るだけで終わるでしょう。日本は、自らの失敗の経験から、自由の価値を強く主張すべきです。
 一時は世界的にパンダハガー(親中派)の勢いが強まりましたが、潮目は変わりつつあります。覇権を強めようとする中国の動きを抑える時です。ただし、中国国民は敵ではありません。中国との草の根の交流は維持していく必要があると思います。〉

『維新と興亜』第7号 【巻頭言】 宮城県の水道民営化を阻止せよ(坪内隆彦)他

『維新と興亜』第7号

【巻頭言】 宮城県の水道民営化を阻止せよ(坪内隆彦)
【時論】浦安から「食の安全」を通して我が国の食糧安保に貢献する(折本龍則)
【時論】二度の東京五輪が示す開発の害悪(小野耕資)

 オリックスは宮城県の水道事業にも参入する。まさに、竹中氏のシナリオ通りに事は進みつつある。竹中氏は、宮城県を突破口に水道コンセッションを全国展開しようとしている。水がグローバリストたちの儲けの種になってはいけない。新自由主義者たちの目論見を断固阻止しなければならない。

『維新と興亜』第7号 グローバリストに支配される日本の食と農 属国農業から脱却せよ!

『維新と興亜』第7号
【特集】グローバリストに支配される日本の食と農 属国農業から脱却せよ!

 グローバリストに操られるわが国の農政(三橋貴明)
 植民地農業を推進する菅政権(室伏謙一)
 農本主義と現代の農業問題 グローバルアグリビジネスを打ち破れ(小野耕資)
 日本精神の体現としての農(三浦夏南)


〈わが国の農業がグローバリストに支配されようとしている。
 本来、農業政策の最も重要な目的は自国民のために安全な農作物を生産することにある。その根本が軽視され、「稼げる農業」「農業競争力強化」の掛け声のもとに、企業利益優先の「農業のビジネス化」が加速しようとしている。
 菅政権が六月中旬に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)二〇二一」にも、「輸出を始めとした農林水産業の成長産業化」が盛り込まれ、「新たな農業・農村ビジネス展開を大胆に進める」と記された。
 菅政権の農業政策は、小泉政権以来の新自由主義路線の流れに沿ったものであり、第二次安倍政権が強行した「農業改革」の延長線上にある。安倍政権において、抵抗する農水官僚を粛清し、グローバリストによる農業政策を強行したのが奥原正明事務次官だ。彼は「農業が産業化し、農水省が要らなくなることが理想だ」と公言していた人物だ。グローバリストの代弁者によって、わが国の農業政策の決定権は奪い取られたのだ。
 農水官僚が沈黙する中で、規制改革推進会議など、竹中平蔵氏らのグローバリストの巣窟である諮問会議が、一気に日本の農政をぶち壊したのである。モンサントなどのグローバル種子企業の要求に沿って、主要農作物種子法が廃止され、自家採取の原則禁止を規定した改正種苗法が施行された。今、わが国の食料安全保障と食の安全は崩壊の危機に直面している。
 さらに看過できないのは、菅総理が「主食用米から高収益作物への転換」を推進すると語っていることである。コメ作りを軽視しているとしか思えない。
 「斎庭の稲穂の神勅」を持ち出すまでもなく、稲作は日本人の生活、文化そのものであり、農業はわが国の共同体と相互扶助を支えてきた。
 今こそ我々は、グローバリストの手から農業政策を取り戻し、属国農業から脱却しなければならない。そのためには、国民があるべき農業政策とは何かを正しく理解する必要がある。
 かつて財閥の横暴、社稷の崩壊に直面して昭和維新運動が台頭した時、農業の本義に立ち返らんとする農本主義思想が光を放った。我々は、改めて農本主義に学び、「農業とは何か」を問い直すべきなのではないか。〉

『維新と興亜』第一回遠隔懇談会(6月18日)

『維新と興亜』東京支部長兼客員編集委員の稲村公望先生(元日本郵便副会長)をメインスピーカーとして、下記の通り、第一回遠隔懇談会を開催します。
稲村公望先生
気楽にご参加ください。

タイトル:道義国家日本を再建する言論誌『維新と興亜』第一回遠隔懇談会(実験)
日 時:令和3年6月18日(金)20時30分から
メイン・スピーカー 稲村公望(元日本郵便副会長)
★Microsoft Teamsでの会議です。
以下のリンクからご参加ください。

https://teams.microsoft.com/l/meetup-join/19%3ameeting_ZWJlNGFmNDEtMThjOS00MGFkLWIxNDMtYTZkYWM1ODgyMDJh%40thread.v2/0?context=%7b%22Tid%22%3a%2239cf5e28-b2da-4cd7-ad3d-c44c0fcb7258%22%2c%22Oid%22%3a%22d3f748ce-5c92-4b85-bf96-6329c85c7070%22%7d